メーカー(機械・電気・電子)

旭ロール株式会社

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旭ロール株式会社は、東京都葛飾区に本社を置く1934年創業の彫刻ロールの専門企業です。

製品部門

・エンボスロール(彫刻ロール)
エンボスロールとは、あらゆる素材に型付けすることができる金属ロールです。
壁紙や床材、革製品、ガラス、自動車の内装など多様な物に使われています。

・プレシジョンロール(精密コーティングロール、グラビアロール)
プレシジョンロールとは、産業界で使用される高機能フィルム製造に欠かせない薄膜精密塗布を可能にする特殊グラビアロールです。

・リリースペーパー(離型紙)
リリースペーパーとは、特殊な紙に色々な柄が型押しされたものです。これを型紙として、合成皮革等の表面に柄や艶が転写されます。

主な輸出国

旭ロールにしかできない深みのある手彫りの彫刻ロールやオリジナルの機械から、最新テクノロジーの新工法まで、世界的にみても業界トップレベルの技術でつくり出された高品質な製品は評価が高く、世界各国に輸出されています。

〈輸出先〉
・欧州
イタリア・フランス・ポルトガル・スペイン・ベルギー・イギリス・オランダ

・北米
アメリカ

・中南米
ブラジル・メキシコ・チリ・アルゼンチン・コロンビア

・中近東
トルコ

・アジア
韓国・中国・台湾・シンガポール・フィリピン・ベトナム・インドネシア・バングラデシュ・インド・タイ・マレーシア

会社概要

公式サイト
旭ロール株式会社のサイトへ
商号
旭ロール株式会社
本社
〒125-0063 東京都葛飾区白鳥3-22-19
電話 03-3601-5141(代表)/FAX 03-6733-2888

企業理念

旭ロールは、経営理念に「創造・協調・挑戦」という三つのキーワードを掲げています。
それに基づいて、企業の特徴を考えてみましょう。

〈創造〉
旭ロールは、創業以来の手彫りの感性や芸術性を受け継いでいます。この精神は、新しい製品を生み出すために創意工夫を重視していることを意味します。職人気質であり、ものづくりに情熱を注いでいます。

〈協調〉
社内での一貫生産体性が重要です。各部門が一丸となってひとつの製品をつくり出すことで、協力と連携を強調しています。また、地域社会や地球との共存共栄も大切にしているようです。

〈挑戦〉
旭ロールは、困難なことや未知の製法に果敢に挑むチャレンジ精神を持っています。この姿勢は、世界トップレベルの技術を支える原動力となっています。

総じて、旭ロールは伝統と革新を結びつけ、ものづくりの集団として高い技術力と情熱を持っている企業と言えるでしょう。

旭ロールの製品と特長

旭ロール株式会社は、彫刻ロール(エンボスロール・プレシジョンロール)と離型紙の製作・販売を行っています。具体的には以下の3つの主要製品があります。
それぞれどんな特徴があるのか見ていきましょう。

エンボスロール
あらゆる素材にエンボス加工が可能な鉄の彫刻ロールです。家具、車輌内装、雑貨、不織布、外壁、ガラスなどの用途に使用されています。
旭ロールでは、オリジナルの機械や最新テクノロジーで、たくさんの工程を複雑に組み合わせ、可能な限り求められるイメージに近づけた製品を作り上げていきます。

プレシジョンロール
精密均一薄膜塗布を可能とするグラビアロールです。高機能包材フィルム、リチウム電池用フィルム、高機能離型フィルム、粘着フィルム、液晶用各種機能フィルム(タッチパネル、偏光板保護フィルムなど)に使用されています。
旭ロールでは、高機能液晶パネルに使用される特殊機能フィルムなどを、業界トップレベルの高品質で提供しています。

リリースペーパー(剥離紙)紙の表面に剥離加工を施したもの
特殊な紙に色々な柄が型押しされたもので、これを型紙として、合成皮革等の表面に柄が転写されます。
旭ロールの独自開発製法により、機械では不可能な皮シボ柄など深みがある自然な本革の質感を再現することが可能です。季節や湿度の微妙な変化にも対応しています。

これらの製品は、旭ロールの技術力と情熱を反映しています。

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