団体

(公財)日本生態系協会

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日本生態系協会

1995年に設立された「公益財団法人 日本生態系協会」は健全な生態系を守る会。

※会社WATCH独自の見解を掲載

現代はものや食べ物が十分にあり、とても豊かな社会です。
人類が様々な豊かさを追求し実現した理想的な世界。ですが、その豊かさを追求するあまりに、自然や環境を壊してしまったことが事実としてあります。

気候の変動、資源の枯渇、地域によっては食糧難が起きています。
私たちの未来を脅かす地球規模の問題が深刻になっているといわれています。

日本生態系協会とは

自然や伝統を守り、子供たちの輝く未来を約束する地球であるために、生態系を維持する活動をしているのが日本生態系協会です。

このまま世界の国々、人々がものや食べ物などの豊かさを享受し地球の資源を枯渇し続けることで、未来の世界は維持することができないのです。
持続可能な世界であり続けるために、豊かな生態系を守る必要があります。

生態系は太陽光、大気、水、土、野生の生物が存在しバランスを保っています。これらの生態系を利用して、人はきれいな水やおいしい食べ物、医療に必要な薬品、エネルギーなどのあらゆるものをつくり、生活しています。

自然の生態系がなければ私たちの生活を維持することができず、その生命を未来につなげることができなくなります。

日本生態系協会では、日本の将来を考慮し持続可能なまちを実現するための活動をしています。
生態系を守るために積極的に働きかけて、国、自治体、市民や企業などが生態系を守ることを認識して、行動することを推進しています。

専門家の集団として持続可能なまちづくりをするための中心としての役割を果たし、人々に働きかけています。世界や日本における研究や先進的な事例の成果をもとにして、普及活動や調査、研究、提案などを行っています。

具体的な活動

具体的な活動として、普及や環境教育事業である政策の提案、ビオトープ管理士資格試験、こども環境管理士資格試験、ビオトープコンクールなど。

その他にも樹木葬墓地「森の墓苑」を運営。
※墓石の代わりに在来の木を植え故人を弔う

また国際フォーラムや環境スクールや講師の派遣。議員のための政策塾。海外への施策、ツアー。
地域支援。出版物の案内や会報誌「エコシステム」の発行。
メディア出演などを行い、積極的に活動しています。

ビオトープとは

ビオトープはバイオトープともいわれ、生物群集の生育空間を示しています。
日本語では生物空間または、生物生息空間といいます。
そして、生物が住みやすくなるために環境を変えることを意味しています。

ビオトープの保全は大変重要で、川のビオトープを再生することや森林ビオトープの保全。
学校ビオトープ、園庭ビオトープ、ビオトープガーデンなど、身近な生態系を守り実現する取り組みを推進しています。

生態系を守る必要性

私たちの生活はコンクリートやビルに囲まれ、電車や自動車に乗って通勤します。
コンピューターを使って仕事をして、テレビやインターネットをみて生活をしています。

多くの機械に囲まれているあまりに、自分たちが生命をもち生きている生物であることを忘れてしまいそうになります。
ですが、人間は自然に生まれ生きていく生物の1つであることは間違いありません。

太陽の光、空気、水、自然の生き物がいなくなったら、ひと時も生きていくことができない存在なのです。
私たちが未来を生きていくためには、この地球を維持し生態系を守る必要があります。
そして豊かな自然と生命を維持し、多様性を守らなければなりません。

近年、日本生態系協会の活動の成果で、自然に目を向け持続可能な未来に対する意識を持つ人が増えています。
ものや食べ物を大切にすることや、節電や節水などを積極的に行っている人が多くなりました。

日本生態系協会に興味や関心を抱き、ほんの少しの力でも協力できることを考えることが大切で、多くの人が意識を高め地球を守る活動をすることが、明るく輝く未来への道筋になっていくでしょう。

協会概要

公式サイト
日本生態系協会のサイトへ
名称
公益財団法人 日本生態系協会
(英名:ECOSYSTEM CONSERVATION SOCIETY-JAPAN)
所在
〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-30-20 音羽ビル
tel.03-5951-0244 fax.03-5951-2974(代表)
tel.03-5954-7106 fax.03-5951-0246(ビオトープ管理士係・こども環境管理士係)
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