メーカー(機械・電気・電子)

シャープ株式会社

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シャープ

日本の電子産業は高度経済成長を境に大きく変わっていきました。

それには、海外との輸出入業務がそれ以前よりも簡単に行えるようになったことが理由にあり、もともと、日本は新しい製品を作る技術や精密機械を作る為の技術が非常に優れているのですが、それらを活かす為の資源があまりありませんでした。

しかし、海外から沢山の資源を輸入することによって、日本人が持っているポテンシャルを活かした製品作りが行えるようになったのです。

実際に作られた製品は海外でも非常に高い評価を得ることとなり、日本で開発された製品は世界に羽ばたき様々な分野で活躍しています。

それらの活躍を支えてくれたのがシャープという企業です。
設立は1935(昭和10)年5月です。

ライフスタイルにも変化

事業内容は、電気通信機器・電気機器及び電子応用機器全般並びに電子部品の製造・販売等を行っており、それらの電子機器は普段の生活でも利用されることが多く、家の中でもテレビや冷蔵庫、洗濯機、掃除機など生活に欠かせない物となっています。
これらの製品開発販売は日本のライフスタイルにも変化を齎しました。

家電製品の誕生は女性の社会進出を行う為の支えにもなっており、家事をする手間や時間が減ったことによって、家での仕事量が減り社会の様々な分野で女性が活躍出来るようになりました。
大手企業となってからも、新しい製品の開発や販売に非常に力を入れており、最初に開発された製品に様々な思考を凝らして手を加え、より使いやすく、丈夫で長持ち出来るような製品を世に生み出しています。
そういった企業努力が安価で使いやすい製品を生み出しており、沢山の人の生活を支えています。
また、時代の流れに応じて必要とされる電化製品は変わってきています。

設立当初は、まだまだ電化製品の普及が日本全体には行き渡っていませんでした。

電化製品は非常に高い物であり、購入にあたっても簡単に購入出来る物でもなかったのです。
しかし、今現代では何処の家庭でも見られるようになった電化製品の普及はシャープの企業努力の賜と言えるでしょう。豊かな日本を生み出すささえとなった企業です。

テレビや冷蔵庫、洗濯機という便利な電化製品が日本に広く行き渡っていくと、更に電気を使った製品で家事の負担を減らしたい、より便利で快適な生活が遅れる製品の普及の為に研究や開発を行い、電子レンジやここ最近ではスマホなどの開発、販売も行われています。

電化製品の販売台数が激減

しかし、企業が長く存続するには途中で大きな壁にぶち当たることも多々ありました。
景気低迷により、電化製品の販売台数が激減したことがあったり、自然災害によって電気に関する考え方が見直された時期もありました。
しかし、そんな壁を乗り越えて今も存続していられるのは、企業がその場その場で適切な対処をし、より良い生活の為にと考えられた製品を必要とする人が沢山いることにあるでしょう。

実際に、電気の大切さを考えなければならない所にいる現代人、それでも、電気事業に力を入れているのは世界各国で見られる現象で、今後益々様々な機械化は進んでいくと考えられており、今よりも更に便利で豊かな生活を送れるような製品が生活の中に表れていくことでしょう。
そんな中でも電気の在り方については、今後は太陽光発電の普及が広がることが予想されており、現時点では大量の電気を作るのには大掛かりなシステムの構築が必要になりますが、今後はそれ程大きなシステムを必要とせず、少量の太陽光エネルギーでも沢山の電気を作れるようになっていくことでしょう。

シャープでは、この太陽光エネルギーを使った電気の開発など、様々な事に取り組んでいますから、これからもシャープは生き残り、社会生活の進歩に携わる企業となるでしょう。

会社概要

公式サイト
シャープ株式会社のサイトへ
社名
シャープ株式会社
代表者
代表取締役社長 戴正呉(たいせいご)
本社所在地
〒590-8522
大阪府堺市堺区匠町1番地
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